坐骨神経痛の治療法の例

2021/04/07

①リハビリテーション

運動やマッサージなど、代謝機能や身体機能などの改善を目的に行う治療法。痛みが強いときは動きたくないもので、痛みのために長期間体を動かさないでいると、筋肉が痩せてきたり、関節が固くなったりすることがある。

理学療法の目的は痛みを取るだけではなく、このような痛みに伴う症状を和らげ、日常生活でのQOLを維持することにある。

理学療法には主に次のようなものがあり、リハビリテーション科の医師や理学療法士等の指導のもと、症状を見ながらいくつかの療法を組み合わせて進められる。

1、運動療法

筋肉増強訓練やストレッチなどにより、筋肉の緊張ほぐして血流を改善したり、痛みの原因となる物質の除去を促す。また、身体機能を向上させることで、日常生活における活動性の改善を図る。

2、温熱療法

組織を温めて血管を広げ、痛みの原因となる物質の除去を促す。

3、電気刺激療法

低周波の電気刺激により、痛みを伝える神経の働きを抑える。