2021/03/15
①腰椎椎間板ヘルニア 椎間板の中心にゼリー状の髄核があり、何らかの理由で髄核が出て、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されるかことで痛みや痺れが起こる。
②腰部脊柱管狭窄症 腰部脊柱管狭窄は、腰の脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態のことで、50代を超えた中高年に多く見られる。脊柱管が老化などが原因で狭くなり、神経根や馬尾と呼ばれる部分が圧迫され、下半身に痛みやしびれ、麻痺や間欠跛行による歩行障害を伴うこともある。
※神経根 :脊髄が分かれて体の各部分に行く神経の出入り口の部分
※馬尾 :脊髄の末端の神経繊維の束。馬のしっぽに似ているのでバビと言われる。
③梨状筋症候群、その他 梨状筋により坐骨神経が、外傷やスポーツ活動などで圧迫されて起こる、痛みや痺れを起こすことを梨状筋症候群と言う。
脊椎、脊髄のガン、骨盤内のガンなどの疾患も坐骨神経痛を起こすことがある。