2021/02/27
緊急事態宣言から1ヶ月以上経ち、自粛の中でも日常生活も徐々に普段通りに戻りつつあるかと思われます。
新宿、大久保駅周辺では飲食店の殆どが夜の時間で閉店している状態です。今回はデスクワークや立ち仕事など多種の業種でも現れやすい、坐骨神経痛を簡単に説明していきたいと思います。
・坐骨神経痛の原因
年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアによるものが多く、高齢になるとほとんどが腰部脊柱管狭窄を原因として発症する。腰椎椎間板ヘルニアも腰部脊柱管狭窄も腰椎に起こる異常によって腰部の脊髄神経が圧迫される。その中でも最大の枝である坐骨神経は、腰神経の多くが構成しているので症状が強く出て、神経の走行に沿った痛みや痺れを引き起こす。
・坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛は中高年の方に多く見られ、お尻や太もも、脛、ふくらはぎ、足にかけて鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締め付け感などの症状が現れる。こうした症状は、足の1部分だけに強く感じることもあれば、足全体に強く感じる場合もある。
・いつもお尻に痛み、しびれがある。 ・足が激しく痛み、少し歩くと歩けなくなる(間欠跛行) ・腰を動かすと朝の痛みが激しくなる ・安静にしていても、お尻や足が激しく痛んで眠れない ・足だけでなく、腰にも痛みがある ・体をかがめると痛くて靴下が履けない ・痛みやしびれ以外に霊感やだるさ、灼熱感(じりじりと焼けるような) ・立っていると足が痛んできて、立っていられない
③梨状筋症候群、その他 梨状筋により坐骨神経が、外傷やスポーツ活動などで圧迫されて起こる、痛みや痺れを起こすことを梨状筋症候群と言う。