眼精疲労の概要

2021/02/05

緊急事態宣言の延長で、まだまだ外出の自粛を必要とされる場面が多いことと思われます。新宿や大久保周辺の人通りも普段よりは少ない雰囲気があり、夜の飲食店も20時以降は多くの店が閉店されてる様子が見られております。

さて、外出がしにくい中ででテレワークやテレビ会議などで、パソコンの画面を多く見る機会も多いことと思います。その中で特に関係のある眼精疲労を紹介したいと思います。

眼精疲労とは、目を使う作業を続けることを原因として、目の疲れや痛みなどの症状に加えて、頭痛や肩こりなどの全身症状も呈する状態を指す。眼精疲労では、目や全身の症状は、休息や睡眠をとっても十分に回復し得ない状態になっている。

眼精疲労は、屈折異常(近視、遠視など)やドライアイなど目の病気や、目とは関係ない全身の病気の1症状として発症することもある。近年では、パソコンやスマートフォンなどを用いて、長時間コンピューター業務を行う機会も多く、VDT症候群(Visual Display Terminals症候群)の一環として眼精疲労を発症する方も増えてきている。

眼精疲労の原因は多岐にわたるため、正確に原因を同定した上での治療介入が必要になる。日常生活における目の酷使も、眼精疲労につながるリスクを伴うため、眼精疲労を予防することためにも、日常生活スタイルに注意を払い眼の酷使を避けるようにすることも大切である。